慰謝料請求があったということは、相手方は、弁護士に依頼したか否かを問わず、あなたと真っ向から対立して戦うことの意思表示をしてきたと言えます。
ことに、相手が弁護士に依頼している場合には、あなた自身が相手方弁護士と直接交渉しなければならないことになり、それは「プロと素人の戦い」という、極めて不利な状況での戦いとならざるを得ません。
慰謝料についての専門知識と経験を有する弁護士に依頼することで、弁護士があなたに代わって問題解決に尽力します。それにより、慣れない交渉事から解放され、本来の日常生活に戻れます。よって、なるべく早い段階でのご相談をおすすめします。
相手方は不貞の事実を知って憤り、感情的になっている場合が多く、裁判で認められる金額を大幅に上回る慰謝料を請求してくる場合があります。
また、土下座などの理不尽な謝罪を求めてきたり、あなたの勤務先に知らせるとほのめかしてくることもあります。
法外な金銭的要求やその他の理不尽な要求に対して、弁護士が事実と法律に基づき適正な交渉を行います。
弁護士はあなたの代理人として、相手方との交渉や各種書類の作成、裁判所への出廷など、手間と時間を要する作業や手続きを行います。
裁判は平日に開かれますので、弁護士へ依頼しなければ仕事を休むなど時間を割いてこれらの手続きや作業を行う必要があります。
特に裁判での必要書類の作成には専門知識が必要であり、一般の方が作る事は非常に困難です。
弁護士にこれらを任せると、あなたは時間・手間をかける必要がなく、ほぼ変わらない日常生活を送る事ができます。
慰謝料請求されるほどの不倫問題では相手方が非常に憤っていますので、直接会う事で罵詈雑言を浴び精神的に滅入ってしまう方もいます。
相手方との交渉は弁護士が行いますので、あなたは相手方に会って話をする必要がありません。
「明日会って話さなければ・・・」「何を言われるかわからない・・・」といった不安が無くなる事で、精神的な負担が軽減されます。
既に解決したはずの不倫問題が再燃し、トラブルになるケースがあります。
示談書・契約書などの書面を残さなかった事により、和解に至ったにも関わらず、追加請求をされる場合もあります。
不倫については全て清算する旨を盛り込んだ示談書の締結など、法的効力のある書面を作成することで、将来発生し得るトラブルを防止します。